はじめに

小学生の放課後。英語のみで過ごすと英語力が付くかな?

でも他の習いごともさせたいし、学校の友だちとも遊べた方がいいかな。
そんなふうに迷われている年長さんの保護者さんは多いのかなと思います。

私がそのひとりでした!
そのため、英語学童に「週2日だけ」通わせるかどうかで検討されている方もいると思います。
ここでは、わが家が8年間利用したKidsDuoの特徴や、週2日ペースで通わせた場合に想定されるメリット・デメリットを、実体験を元にお伝えします。
*あくまでも個人の体験・感想ですので参考のひとつにしていただけると幸いです!
KidsDuo(キッズデュオ)とは?
KidsDuoは「英語が飛び交う環境で過ごす」ことを重視する学童型英語サービスで、ネイティブスタッフと日本人バイリンガルスタッフが運営に当たります。
遊び・工作・歌・外遊びなど多彩なプログラムがオールイングリッシュで提供され、英語を学ぶというより「英語のシャワーを浴びる」体験を重視することが特徴です。
長時間英語環境にいることを通じて自然に英語習得を目指します。
息子がKids Duoに通うまで
わが家はフルタイム共働きで、息子は0歳からずっと保育園育ち。
6年間同じ保育園のみで育ち、他の集団生活は、年長さんの時からお友だちがやっているから行きたい!と言うのではじめたスイミングくらいでした。(ちなみに休日の日曜日に通っていました)
保育園から同じ小学校に入学する子はゼロ。
知り合いゼロ。
放課後は地域の児童館を利用する。そんな予定でした。
ちなみに私は5教科の中では英語が一番苦手。高校では5段階の2評定、中学3年生の時に英検3級を取ったくらいでした。
それでも大学生の時に短期留学をしてとっても楽しかったので、もっと英語ができたらな~という思いは常にありました。
そのため、わが子には英語力を付けたいな。その方がきっと楽しい!というのと、知り合いゼロ、フルで地域の児童館よりも、送迎が付いていて楽しめるプログラムがあるところが安心だな。という思いがありました。

地域の児童館がちょっと荒れている…という噂を耳にして心配なところもありました。
タイミングよく、送迎範囲に入っているところに学童型英語(Kids Duo)が開設されるというチラシが投函されて。「これだ!」と見学に行ってみることにしたのです。
Kids Duo体験
保育園の仲良しのお友だちも一緒に体験に行ってみたいと言ってくれて。
1時間くらい?だったかな。こちらは記憶が曖昧ですが。体験をしてきました。親は窓から室内を覗くスタイル。
お友だちはちょっと緊張気味でしたが、息子は…
…めっちゃ楽しんでる!!!
まぁ。そうですよね…息子は人好き、おしゃべり好きで、どんな託児に預けても瞬時に大人に馴染むのです。
その上、英語にも抵抗はなく…ショッピングモールの英語教室の販促イベント?みたいなのの前を通りかかっても、どんな国籍の方ともハイタッチするタイプ。
結果。もちろん息子は「ここ行きたい!」となりました。
が…大きな問題がひとつ。
それは、息子たちが体験している間に説明された費用!!!
わが家にとって、目が飛び出るくらい高額で負担大だったのです…

「し~ゆ~」とティーチャーたちとハイタッチをして通う気満々の息子の手を引き、持ち帰って検討することにしたのは言うまでもありません。
英語学童の利用頻度=英語に触れる時間
結局、わが家は「週2日」利用することにしました。問題の費用についてはまた記事にしたいと思います。
息子が約8年間お世話になったKids Duoの利用状況はこんな感じです↓
・小1~小4・・・・・週2日学童型英語+長期休暇中5回(1回半日)程追加
・小5~小6・・・・・週1日学童型英語+週1日アドバンスコース+長期休暇中5回程追加(アドバンスコースについては改めて書こうと思いますが、当時息子の通う教室では英検3級以上の子どもが入れて、学童型英語時間の後90分間、上級者向けの英語学習が提供されるというものでした。学童ではないので送迎はなし。でもその分費用はかなり抑えられました!)
・中1~中2・・・・・週1日アドバンスコースのみ
息子はKids Duo以外で英語に触れることは皆無でしたので(小5からは学校で英語活動の時間がありましたが…)、ざっと英語に触れる時間を計算してみました。
小1~小4では年間でおよそ380時間。小5~小6で200時間。中1~中2では80時間。Kids Duoでトータルおよそ2000時間英語に触れていた計算になります。
現在高校生の息子は、半年近く留学をしましたが、「英語」で困ることは全くなかったそうです。日常会話も授業も。

すごい!!羨ましい…
こちらの記事も参考にしてみてください→英語学童に通うだけで英検3級合格!自宅学習も英語対策も0時間で身に付いた英語学童の効果
メリット
保護者目線で考える感想としてのメリット、デメリットは以下のような感じです。
1. 英語に対する抵抗感が下がる・英語に親しむ
週2日でもネイティブの発音を聞いたりゲームで英語を使う経験を積むことで、英語への心理的抵抗感が下がる*効果は期待できます。初めての英語体験を「楽しい」と感じること自体が重要かなと思います。
2. 学校外の友達・社交性が広がる
学年、学校を越えた集団で活動することで、対人スキルや協調性、自己表現の場が増えます。英語といえども学童型なので、もうひとつの「居場所」になり得ると思います。
3. 受け皿としての学童利用が便利
英語学童は単なる英語教室ではなく学童としての機能(放課後預かりや延長)も持つため、共働き家庭にとっては、「預け先の選択肢が増える」という利点があります。送迎も付いていて、運転手さんの他に必ず1名のスタッフが同乗していたので安心感も抜群でした。
4. 発音・リスニングの基礎刺激になる
早い時期からネイティブ音声に触れることで、耳が育ち発音やリスニングに有利になることが期待されます。

実際わが子達はリスニングで英検のスコアを稼いでいます!
デメリット
1. 「週2日」では習得量が限られる
週2回(1回2〜3時間程度)では英語に慣れるにはよいけれど、自分で話せるレベルに達するのは難しい、と言われています。英語力向上を主要目的にするなら、通う頻度や家庭での補填が必要になるかもしれません。
2. 費用対効果の見極めが必要
英語学童は、送迎やスタッフの多さゆえに一般英会話教室より費用が高いことが多いです。週2日で高い費用を支払い続ける価値があるかは目的次第。各家庭状況と子どものタイプによっても優先順位を考える必要があるでしょう。
3. 英語と日本語のバランス管理が必要
英語に慣れさせたい一方で、日本の学校学習(国語や算数)との時間配分も重要になります。特に低学年では家庭学習や学校宿題との両立を考える必要があります。
4. 教室間の差・スタッフ配置の差がある
校舎ごとにスタッフ構成や質に差があるといわれます。ネイティブ比率、バイリンガルの力量、クラス運営方針は事前の見学で確認することをおすすめします。

8年もの長い間お世話になった理由は、運営状況やスタッフが息子の教室はとてもよかったこともひとつです!!
「週2日」に最も向く家庭と目的
- 英語に慣れさせたい(まずは「好きにする」ことが目的)
- 共働きで放課後の預かり先として英語学童の機能を利用したい
- 予算的に可能でまずは試してみたい(体験しながら増減を検討したい)
まとめ
週2日のKidsDuo利用は「英語に触れさせたい」「預かり先として利用したい」という目的にはとてもよいと思っています。
一方、「短期間で英語が話せるようにしたい」「資格や学力向上を最優先にしたい」場合は、週2日だけでは触れる時間が足りず、家庭での補填や通う頻度の増加を検討する必要があります。
入会前には必ず体験・見学をして、スタッフの英語運用、教室の雰囲気、送迎や振替ルール、費用(週2プランの月額)を具体的に確認するとよいでしょう。
実際に子どもが楽しめるかどうかが一番の判断材料になると思います。

何事も楽しいと伸びますよね
参考
- Kids Duo 公式サイト https://www.kidsduo.com

