Kids Duoのアドバンスコースとは?
Kids Duo(キッズデュオ)のアドバンスコースは、やる気スイッチグループが展開する上級向けの英語プログラムです。
英語で考えて、議論したり、プレゼンテーションする力を重視し、英語力だけでなく思考力や表現力を伸ばすことを目的にしたカリキュラムが特徴です。
英語経験に応じたレベル分けがあり、帰国子女やインター出身の子、英語を本格的に伸ばしたい小学生に向いています。

息子の校舎では、息子が小5の時から設置されて、その時に当時の「英検3級合格以上」の要件を満たしていたので入れてもらいました!

その時は、中学生になる子達を引き続きフォローするために設置されたようでした!

ちょっと記憶が曖昧ですが…小学5年2名、小学6年2名、中学1年2名の6名でのスタートだったと思います。
カリキュラムの中身
息子の時は開設初年度でしたので、基本のカリキュラムを試行錯誤しながらの実施になりますとのお話もありました。
主な学習の流れは以下の4ステップで構成され、3ヶ月ごとにテーマ(サイエンス、社会、アートなど)を変えながら深掘りします。
- リサーチ(課題発見・探究)
- ビルディングセンテンス(語彙・表現の構築)
- ディスカッション/ディベート(論理的思考・意見形成)
- プレゼンテーション(表現・伝達力)
これは、英語を「教科として」ではなく「使うツール」として運用する実践重視の授業設計です。
授業はネイティブ講師と少人数体制で行われることが多く、アウトプットの機会が豊富なのが強みです。

実際、息子たちも、話さなくていい状況はない、と言っていました!
対象とする子ども
- 英語の基礎(読み・聞き・話す)がある程度でき、さらに表現力や思考力を伸ばしたい小学生
- 英検上位級を目指す子(英作文・スピーキングの実践機会が多い)
- 帰国子女やインター出身で英語力の維持・向上を望む家庭
「英語が全く初めて」の幼児向けではなく、一定の英語インプットがあることが前提になる場合が多いです。

息子の校舎の場合は「英検3級合格以上」がラインでした。なので、中学生でも英検3級合格に達していない子は、仮にアドバンスコースに入りたくても小学6年生でKids Douを卒業する形になっていました。
実際の授業の雰囲気
小学5年生、当時の校舎では最年少でアドバンスコースに入った息子は、とっても楽しんでいました。
アドバンスコースと通常コースを週1回ずつ併用していましたが、断然アドバンスコースが好きだったようです。
息子はもともと、議論、プレゼン的なことが、日本語でも大好き。そうした息子と、アドバンスコースのカリキュラム内容がどんぴしゃで合致していたと思います。
そうした「先生が明るく子どもが楽しんでいる」「英語で話す頻度が上がった」「ディベートやプレゼンを通して自信が付いた」といったポジティブな声が多い一方で、教室によっては「レベル差があり授業中に日本語を話す子がいて集中できない」「もっと上のレベルが欲しい」といった意見もあるようです。
教室の雰囲気は校舎ごとに差があるため、体験や見学で確認することが重要かなと思います。
料金(実際の目安)
料金は教室・地域・受講回数(週1〜週数回)や時間(60分〜100分など)で変わりますが、実際の例として週1回/100分の設定では月額約24,260円(税込)、週2回だと月額約42,740円(税込)という表示例があります(校舎・コースによって変動)。
また、入会時には入会金、半年分などの維持管理費、教材費が別途必要になるケースが多いです。

息子の場合は、通常コース週1回+アドバンスコース週1回という設定で、アドバンスコース分は13640円でした!
その前は通常コース週2回だったので、かなり価格的に抑えられて有難かったです。
継続生として入会金はなし、維持管理費は通常コースと一緒に週2日分、おやつ代は通常コース週1回分、アドバンスコースのテキスト代は別途、という形でした。
おそらく、時代の変化で値上がりしていると思いますし、最終的な金額は各校舎の案内で確認してくださいね。
費用対効果の見極め方(チェックポイント)
入会を検討するときは次のポイントをチェックすると失敗が少ないと思います。
- 体験授業・見学の実施:授業の進め方や先生の英語使用割合、子どもの反応を観察してみてください。
- カリキュラムの明確さ:3ヶ月サイクルのテーマや到達目標が明示されているかを確認してください。
- 講師の質と担任制:ネイティブ講師か、担任制か、引継ぎの仕組みはどうかを尋ねてみるとよいでしょう。
- 少人数かつアウトプット機会が十分か:議論・プレゼン等の実践機会がどれだけあるかを確認しましょう。
- 追加費用の存在:英検対策やシーズナル講座、教材・イベント費用などの有無を確認してみてください。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 英語で「考える」指導で思考力・表現力が付く。
- 実践的な英語運用力が伸びる。
- ディスカッションやプレゼンなどアウトプット中心で英語運用の自信が付きやすい。
デメリット
- 授業料は一般的な英会話教室の基礎コースより高めになりやすい。
- 校舎により講師・クラスの質にバラつきがある(見学・体験で確認必須)。
- 英語の基礎がまだ弱い子だと授業についていくのが大変な場合がある。

メリットがデメリットを上回ると活用を検討できますね!わが家は完全にメリットが大きかったので、トータル8年、アドバンスコース4年も在籍しました。
こちらの記事も参考にしてみてください→英語型学童Kids Douを8年利用した息子から考えるメリット・デメリット
英検や進学との関係
Kids Duoのアドバンスコースでは、英検対策や英作文のワークショップをシーズナル講座として実施する教室もあり、実際に英検の上位合格者を出している教室もあります。
英語での発表経験や作文練習が英検二次やライティングにも好影響を与えるケースがあると思います。
ただし、英検合格は個人差が大きいため、目標級に合わせた補強(家庭学習や別の対策講座)を並行する必要があるかもしれません。

息子はアドバンスコースに通い始めたその年に英検準2級合格(小5)、2次対策のみアドバンスコースの時間内で簡単にやってくれたようです(無料)。
1次試験の特別な対策はしていなく、家でちょっと市販のワークをするくらいでした。

ちなみに、私たちの居住地区では、中学受験をする家庭はほとんどいなくてクラスで数人程度。ですが、アドバンスコースに通っていた6人のうち息子も含めて3人は、受験をして同じ中高一貫校に進学しました。
入学時点での英語力は必要ありませんでしたが、英語力は比較的必要となる学校。3人とも英語で困ることはないようです!
申し込み方法・体験申込の流れ
息子の校舎では、当時、アドバンスコースからの入会はなし。通常コースを1年以上利用した子で、かつ英検3級合格以上の子に、校舎側から、アドバンスコースどう?と声がかかるシステムでした。
今は、多くの校舎で無料のレベルチェックや体験授業を実施しているようです。
公式サイトや各教室ページから体験申し込みが可能です。
体験時にはレベルチェックの結果や、月謝プラン・スケジュール、入会金・その他費用の詳細を確認しましょう。
まとめ
Kids Duoのアドバンスコースは、「英語をツールとして使って学び、考え、伝える力」を伸ばしたい家庭に非常にマッチします。
費用は一般的な英会話の基礎コースより高めに設定されることが多いですが、ネイティブ×少人数×アウトプット重視の学習を望むなら費用対効果は高いと思います。
一方、英語がまだ全くの初心者で基礎力を固めたい場合は、通常のKids Duoや別の基礎クラスで土台を作ってからアドバンスへ移行する方が無理なく、英語を楽しめると思います。
参考
- Kids Duo 公式サイト https://www.kidsduo.com
